1951年頃製造の機械式自動巻き
オメガ初期の自動巻きです。
ハーフローターと呼ばれる半回転のローター機構を搭載したCal.351です。腕時計を振るとコツコツとローターの振動を感じることができます。
ケースは14K金無垢(ゴールド)です。側面には手の込んだステップ加工が施されています。裏蓋はしっかりとしたスクリューバックを用いており、当時としては防水性能を高めた作りです。
文字盤はデザイン性の高いクサビインデックスと夜光の組み合わせです。インデックスより内側にあるメモリで視認性は抜群です。シャンパンゴールドに黒のメモリがほどよいアクセントになっています。
一見シンプルですが細部のデザインにこだわりを感じる上品なモデルです。
=ハーフローターについて=
初期の自動巻き半回転機構です。現在のような全回転式に比べると巻上げ効率がやや劣ります。使用始めには手巻きで20回ほどゼンマイを巻き上げてください。時計を強く振らないようご注意ください。
ケースサイズ
横:約33mm(竜頭含まず) 縦:約40mm ラグ:約17.5mm 厚さ:約11mm
文字盤:僅かなシミは見られる程度で綺麗な状態を保っています。
ケース:僅かな使用感は見られる程度でとても綺麗な状態を保っています。