アンティークウォッチにみられる秒針の逆走と停止について

アンティークウォッチは、時刻を合わせる際に時針や分針を反時計回りに動かすと、秒針が逆走したり停止したりすることがあります。現行品では見られない現象なので不安に感じるかもしれませんが、故障ではないのでご安心ください。

これはハック機能(秒針を止める機能)が無いセンターセコンドのモデルに見られる現象です。ゼンマイの巻上げが弱いと起こります。手巻き・自動巻きの区別はありません。

巻き上げが弱いと歯車に加わる力が弱くなり歯車に遊びが生じます。このとき時針・分針を反時計回りに動かすと、歯車の遊びの分だけ秒針が戻ったり、停止するのです。

ゼンマイを巻き上げて歯車に強い力が加わるようになると現象は消えますが、故障ではないので無理に巻き上げる必要はありません。精度に問題がなければそのままご使用ください。

精度に問題がある場合は別の原因が考えられますので、購入店にご相談されるのがよいかと思います。

いくつかのモデルで動画を撮影しました。お役に立てれば幸いです。

・IWC&チューラー Wネーム


・ベンラス クロノメーター

・オメガ シーマスター

・ゼニス

・IWC ヨットクラブ

2016年11月27日 | カテゴリー :